外国人依存度が最も高い業種は？ 飲食無断キャンセル 損失は2000億円… ほか

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今日のヒト?コト

「箱ティッシュにはなるな」というのは、社員全員が複業で働くスタートアップ、uni'que（ユニック）の若宮和男氏。箱ティッシュは、どんなブランドを使っているかと聞いても覚えている人はとても少ない。なぜなら、それがコモディティになっているからだ。一方で、スマートフォンの場合は例えば「iPhoneX」と、型番まで答えられる。この違いは何かと言えば、「ユニークなコア?バリューがあるかないか」にあると言う。

コモディティというのは、ユニークさが少ないから代替できてしまう。自分は本源的に、どんなユニークな価値を生んでいるのか。絶えず内省し、磨き続けることが必要な時代になっています。

本日公開の「箱テイッシュになるな、『自分だけの価値』を磨くことが大切な理由」もご覧ください。

①出入国管理法改正案が国会で閣議決定され、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた議論が進む中、日本経済新聞が各業種?都道府県の外国人依存度ランキングを公開している。現在最も外国人労働者の割合が多い都道府県は東京都で、2017年時点で19人に1人が外国人労働者だという。リーマンショック後の2009年は50人に1人で、割合はこの8年間で約2.6倍に増えた。業種では漁業や製造業で依存度が高く、特に広島県の漁業では6人に1人が外国人労働者となるなど、人手不足を外国人が支える現状が浮き彫りとなっている。

②パナソニックが、自社のテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電全分野にAI（人工知能）やインターネットにつながる機能を搭載する方針を明らかにした。2021年度までに、AIを搭載した家庭向け製品を順次投入していくという。パナソニックは人工知能研究開発を自社で進めており、歩行支援ロボットや多言語音声翻訳サービスなどを法人向けに提供している。中国家電メーカーの台頭が著しい中、「知能」を備えた高付加価値商品を投入して差別化を図る。

③東京都が2020年の東京五輪?パラリンピック期間中の交通混雑マップを公開している。五輪開会翌日の2020年7月25日から終了前日の8月8日までの約2週間分で、何も対策をしなかった場合に都心部の一般?高速道路や鉄道がどれほど混雑するかの予測を色別で地図上に示したもの。大会期間中は観光客や大会関係者で交通混雑が予想されるため、通勤者や物流会社などに予め呼びかけることで対策を促したい考えだ。地図では、期間中多くの大会会場が置かれる江東区の臨海部エリアや、その他競技が開催される地域を中心に移動時間に遅れが発生すると予想されている。

④次世代スマホの競争は、折りたたみ形が主役になる？JBPressが、メーカー各社が画面を2つに折り畳む事ができるスマートフォンの開発に着手しているとの報道をまとめている。中国の柔宇科技が「世界初」となるつなぎ目の無い折りたたみ型スマートフォン端末を発表したのを初め、韓国サムスンや米アップルなど、大手メーカーも同様の端末を準備していると報じられている。ただ、折りたたみ端末には耐久性や部品調達の点でまだ課題があり、需要の見通しもまだまだ不透明だ。

⑤12月の忘年会シーズンを前に、「無断キャンセル」をした客に対して飲食店が料金を請求できるとする指針を経済産業省が公開している。予約をしながら当日なんの連絡もなく来店しなかった客に対しては、コース料理の場合は全額、席だけの場合でも平均客単価の5?7割程度を損害賠償請求できるとしている。レポートによれば、当日の無断キャンセルはすべての予約に対して1%以下に留まるが、店側の被害は年間約2000億円にも上るという。レポートでは消費者に対して、急用や体調不良でキャンセルせざるを得ない場面はあるとしながらも、行けないとわかった時点で飲食店にその旨を連絡するよう呼びかけている。

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— 村井 秀輔 (Shusuke Murai)